Webの情報が高度すぎて・・・
調整前に必要な知識・用語
- Reprap
- オープンソースの3Dプリンターを作ったコミュニティの名前
- Ramps
- Reprapが作った3Dプリンター用基盤の名前。バージョン1.4が今は安くて主流
- Marlin
- Ramps上で動くOS。CPUはArduinoを使っている。PCとはUSBで通信できる
- エクストルーダー
- 熱してフィラメントを溶かして出力する部分のこと
- スライス
- 3Dデータを3Dプリンターへの命令へと変換すること
- Gコード
- 3Dプリンターへの命令(X軸を+2mmするなどの機械への命令)
- オーバーハング
調整に必要な知識
- すべての軸の動きがスムーズであることが重要(でないと造形物がズレて出力される)
- すべてのベルトがピンと張っていること(遊びがあると、1mm逆に動かそうとしてもベルトの遊びで動かない⇒造形物がずれる。これをよく「精度」を出すという言葉で書いてある)
- X軸、Y軸とは水平面上の動きのこと
- Z軸とは上下の動きのこと
- 出力テーブルは、Z軸の0mmとOSが認識する位置の下0.08mm~0.11mmにする必要がある。(紙1枚分)
- ホームポジションのZ軸水準は下がりきった位置(リミットスイッチがカチッとなる所)
- ホームポジションと出力時のZ軸0mmは別
- 出力テーブルのガラスが反ってることがあるので、上下の向きも考えてクリップで四隅を挟む
※中央がへこむような向きで固定すると、四隅が押しつけられて平坦に近づく。上下逆だと中央が盛り上がってしまう。
調整の仕方
- ホームポジション(Z軸が下がりきったところ)に下げる
- それよりも少し下に出力テーブルを下げる
- なんか出力させる⇒出力しだしてすぐ停止させる
- 各軸のモーターをフリーにする(Prepare -> Disable Motors)
- ノズルの先にフィラメントがあれば取り除く
- X軸とY軸を色んな場所に動かして、出力テーブルとノズルの間がコピー用紙1枚分にする(動くけど引っかかるぐらい)
これでOK
私が持っている機種には、接触センサーを使ったオートレベリング機能があったが、これではうまく調整できなかった。(遠すぎる箇所がいくつかでた)
そのため手動調整した。