2018年7月30日月曜日

3Dプリンター初歩の初歩 必要な基礎知識とZ軸調整

最初、用語とかよくわかんなかったからメモ。
Webの情報が高度すぎて・・・

調整前に必要な知識・用語
  • Reprap
    • オープンソースの3Dプリンターを作ったコミュニティの名前 
  • Ramps
    • Reprapが作った3Dプリンター用基盤の名前。バージョン1.4が今は安くて主流
  • Marlin
    • Ramps上で動くOS。CPUはArduinoを使っている。PCとはUSBで通信できる
  • エクストルーダー
    • 熱してフィラメントを溶かして出力する部分のこと
  • スライス
    • 3Dデータを3Dプリンターへの命令へと変換すること
  • Gコード
    • 3Dプリンターへの命令(X軸を+2mmするなどの機械への命令)
  • オーバーハング

調整に必要な知識

  • すべての軸の動きがスムーズであることが重要(でないと造形物がズレて出力される)
  • すべてのベルトがピンと張っていること(遊びがあると、1mm逆に動かそうとしてもベルトの遊びで動かない⇒造形物がずれる。これをよく「精度」を出すという言葉で書いてある)
  • X軸、Y軸とは水平面上の動きのこと
  • Z軸とは上下の動きのこと
  • 出力テーブルは、Z軸の0mmとOSが認識する位置の下0.08mm~0.11mmにする必要がある。(紙1枚分)
  • ホームポジションのZ軸水準は下がりきった位置(リミットスイッチがカチッとなる所)
  • ホームポジションと出力時のZ軸0mmは別
  • 出力テーブルのガラスが反ってることがあるので、上下の向きも考えてクリップで四隅を挟む
    ※中央がへこむような向きで固定すると、四隅が押しつけられて平坦に近づく。上下逆だと中央が盛り上がってしまう。

調整の仕方

  1. ホームポジション(Z軸が下がりきったところ)に下げる
  2. それよりも少し下に出力テーブルを下げる
  3. なんか出力させる⇒出力しだしてすぐ停止させる
  4. 各軸のモーターをフリーにする(Prepare -> Disable Motors)
  5. ノズルの先にフィラメントがあれば取り除く
  6. X軸とY軸を色んな場所に動かして、出力テーブルとノズルの間がコピー用紙1枚分にする(動くけど引っかかるぐらい)

これでOK

私が持っている機種には、接触センサーを使ったオートレベリング機能があったが、これではうまく調整できなかった。(遠すぎる箇所がいくつかでた)
そのため手動調整した。

2018年7月20日金曜日

ESP8266 error: espcomm_open failed の対処法

error: espcomm_open failedは、ボードが書き込みモードになってない時にでます。
適宜ボードがモードを切り替えるはずだが、よく失敗する。なぜだかはわからない。
(※電源が十分か、違うケーブル、違うポートも試してね)

対処法

  1. ESP8266ではGPIO0とGNDを直接結線
  2. リセットボタンを押す
    これでプログラムが開始せず待機しているはず=シリアルモニタに何も出力されない状態になっている。まだGPIO0とGNDはつないだまま。
  3. Arduino IDEで書き込む
    書き込んでる途中で結線ははずしてもよい。 

具体的な方法

  • スイッチサイエンスのボード
    • 右下のボタンでGPIO0がGNDにつながるので、
      右下を押したまま、左下のリセットボタンを一回押す。そして書き込む。
  • Wemos D1 mini
    • ボタンがないので、D3とGNDを結線する。
      そして、左下のリセットボタンを一回押し続ける。そして書き込む。
      それで失敗してももう一度やってみるとうまくいく。
    • それでもだめな個体にUSBのメス端子の接触不良があった。これはPCにつなげてもCOMポートが出現したり、しなかったりする。そしてCOMポートが出現しても書き込みができなかった。
      USBtypeB側をぐりぐりするとたまにCOMポートが出現するが、一度出現したらはずすまでずっとできたまま ⇒ ということは、たまにしかつながらないが、つながったらPC側ではそのままCOMポートとして認識しているだけで、実際は頻繁に断線している状態だと推測される。だから書き込み時には実際には断線していると思われる。